【下剋上】解像度の高い、下剋上の一例(日毎から勉強した方が楽よ)

保護者様の意識
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ぱっと目に付く下剋上の例は、n=1(その人以外は大体できない)というものが極めて多く、何の役にも経たないどころか今頑張らなくてもどうにかなると思ってしまう子を生み出すなど、足を引っ張るケースすらあります。

なのでそういうものを参考にしてほしくないのですが、今回紹介する内容は、私の感覚でもこれをやってくれるなら確かにここまで伸びて当然だな(誰がやってもそれなり以上の確率で届く)と思える内容になっています。

※ちなみに、私の偏差値40アップの成功例も同じで、同じ質と量をやってくれればそれなり以上の確率で到達できます。

ただ、当然のごとく分量が多くてエグいですし、重課金もしています。学校の授業を小学生の頃からちゃんと聞いて勉強していればこんなに必要ありませんから、日頃から学校の授業を真面目に受けましょう。

下剋上(挽回)にはこれだけ必要

内容が凄いので引用しますね。

進研模試偏差値30スタートの生徒が高1春からセンター現代文過去問8割取るまでにやったこと。
家庭学習:
小学生用漢字ドリルと語句ドリル(複数)
学校の漢字テキスト
高校の漢字・語彙が1冊でしっかり身につく本
出口先生の日本語トレーニング6冊

授業:
中学受験新演習長文読解問題集

現代文のトレーニング入門編・必修編
現代文キーワード読解(毎回要約宿題)
高校新演習現代文ベーック・スタンダードⅠ・プログレスⅠ・スタンダードⅡ・プログレスⅡ
小論文高校ゼミ

このほかに古文、漢文学習+数学・物理・化学・英語の家庭教師の授業あり。

同じだけやれば、他の方も高い確率でここまでこれます。
それは間違いありません。
でも、できますか?

できないでしょう?
だから、小学生の時からきちんと勉強する必要があるんですよ。そうすれば、こんなに勉強しなくても届くのですから。

私も同じくらいの生徒さんなら小学生の内容からやり直させますので、ほとんどそっくりなルートになると思います。現代文なら中学受験の国語のテキストで相当補えますし、当然使いますよね。

質の高い授業は疲れるのが当たり前

授業後は疲れてへとへとだったとか。

脳が汗をかかない授業をいくら受けたところで成績は上がりませんし、また、脳が汗をかかないような勉強をしていても、何にもなりません。

それまで頭を回していないのですから、疲れて当然です。そういう授業を半年一年二年と受け続けると、いつのまにか長い時間勉強できるようになっていきます。(二年で足りない子もいらっしゃいますが)

問題を解くことや目先の点数よりも大事なことがあります。そこを意識している先生だけが、本当に成績を伸ばせる先生だと私は思います。

下剋上には訳がある

後から挽回できたという例のほとんどは、本人に元からそれだけの素質があっただけのケースがほとんどです。仮に私が高1までサボっていたとしたら、地方国立大にカスリすらしませんし、今回紹介した内容も消化できなかったでしょう。

大学入試二次試験の理系科目がほとんど満点だった私ですら、基本の能力はその程度しかありません。私が他の方と違ったのは、早い時期からずっとアクセルを踏んでいたということだけです。

逆転できた人は、仮にずっと勉強していればもっと高いハードルだって越えられる力があっただけ、という単純だけど誰も言わない都合の悪い事実を忘れないで頂きたいと思います。

学校の勉強を頑張らない理由はありますか?

学校に頼らずどうにかするには国語だけでもこれだけ必要なのに、今の日本では学校にさえ行けばタダで教えてくれます。学校の勉強を頑張らない、頑張らせない理由がどこにあるのでしょう。

途中でもっと頑張っておけばよかったと思っても、実際にそこから頑張れる人なんてほとんどいらっしゃいません。未来の選択肢を狭くしないように、(小学生の内容なんて、本当に真面目にやれば簡単なのですから)最初から頑張る、頑張らせることをお勧めします。義務教育は本当に大事ですから。

中学受験はまた別ですし、疲弊するまで頑張らせるのは違いますので、その点だけはご注意を。

ビリギャルの記事もありますので

宜しければ、こちらもお読み下さい。

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