正しい勉強法の大切さについて少し触れたいと思います。
才能よりも勉強法の方がずっと大事ですから、
正しい勉強法で勉強するようにしましょう。
今までよりずっと楽に、ずっと覚えやすくなりますよ。
注）勉強法の内容については別の記事になります。
目次
勉強法の記事は別になります
こちらの記事に書いてありますので宜しければ。
才能よりも勉強法の方が結果に影響します
注）全体の0.01%もいない東大クラスを才能で突破される方は除きます。
注）理系科目の勉強法です。
勉強は結局才能次第だ、自分はやったってできないんだと言われる
学生さんは非常に多いのですが、大人になって勉強し直してみると、
実は間違った見方だったんだということに気付かれる方が意外と
多くいらっしゃることはご存知でしょうか。
才能がなくても成果が出る正しい勉強法をして結果を出された方が
世の中全体の数％もいないので、勉強は才能次第と思われるのも
無理はないのですが、実際はやりたくないのを才能という言葉で
言い訳しているのが大半なんです。
ですが、勉強をやりたくないと仰る学生さんは勉強が辛くなる
勉強法をしていることがほとんどなので、そのまま勉強しても
辛くて続かないのはある意味当然です。
そういう学生さんが才能のせいにしたくなるのも分かるので、
勉強法くらいは指導者側がちゃんと教えられるようになろうよ、
と、私は思うのですけれど。
学校の先生が間違っているケースが多くて
学校の先生が教える勉強法がそもそも間違っていることが
非常に多く、成果の出ないやり方を学生さんに強要するため
指導側としてジレンマに陥るのが難しいところです。
延々と英単語や漢字を書かせる宿題はその最たる例ですね。
一日に漢字二文字しか勉強するなと指導する先生もいたり、
定着させるために同じ問題を解かせたいのにワークは自学と
認めないから別の問題を解け、と言うおかしな先生もいたりで、
本当に対処に困ります。
学校の先生を批判したくなくても手法については訂正しないといけなくて、
それを批判として受け取るご家庭が少なくないので難しい舵取りが
求められます。
私としては、学校の先生方のご苦労は想像するに固くないので
批判などしたくないのですが、かといって学生さんの足を引っ張る
行為は見逃せないので、ここに関しては悩まない日はありません。
一度慣れてしまった勉強法を変えるようにお伝えしても、
学校の先生の意見vs家庭教師の意見では全く敵いません。
最初の刷り込みというのは本当に恐ろしいものです。
多くの学生さんは頑なにやり方を変えようとせず、結局そのまま
勉強時間ばかり増えるだけで点数が一向に取れないまま。
その現実を受け止め切れず、自分には才能がないと向き合うことから
逃げて勉強そのものを止めて、もっと状況を悪化させるケースが
世の中に溢れているのが現実です。
小さい頃なら抵抗なく受け入れてもらえることが多い
私が小学生の間に家庭教師に見てもらった方がいいと主張するのも、
小さい頃だと言われたことをとりあえずやってみようと思ってくれることが
多いからなんですね。教える側として、これ以上に有難いことはありません。
小学生の間であれば勉強内容も比較的簡単です。
試しにやってもらえれば結果や効率が大きく違うことが分かり、
こんなに違うなら言うことを聞いてみようと思ってくれるようになります。
自分より知識を持っている目上の人のアドバイスは有効だということを
経験してないと、（本当に優秀な方は誰からも吸収しますが）
いつまでも他人のアドバイスを聞けずに人生を悪い方に悪い方に
進めてしまうので、こういうのは本当に早い方がいいなと感じます。
人間関係が希薄になってしまった今の時代だからこそ、
親や先生以外の別の大人の行動や考え方に触れることが
大事になってきたのではないかと思います。
勉強法の意図や目的も知っておきましょう
手段、技法というのは「何故そうするのか」という視点がとても大事で、
表面の手段を真似しても大体はうまくいかないことが知られています。
なのですが、皆さんやり方ばかり聞きたがって、自分の勉強法の
何が問題でどう変えればいいのかという視点を持っていないケースが
本当に多いんですね。
正しい勉強法をお伝えしたところで実際にやってくださる方は
本当に少ないですし、そういう理に適った勉強法が広まらないのも
仕方がないなと思うばかりです。
正しいものは、一見すると手間が掛かって面倒くさいですからね。
皆さんが運動と食事制限をしないダイエットばかり求めて、
結局あれをやってもこれをやっても失敗されているのと同じです。
学問に王道なしという故事成語がどうしてあるのか、
一度考えてみては如何でしょうか。近道がないことを受け入れ、
地道な勉強をするのが結果的に一番速いんですよ。
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