【勉強法】効率のいい勉強法とは

勉強法
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これも細かく書くといくらでも書けてしまうのですが、

いちばん大事なこととしては、本来の効率的な勉強法とは、

効率が悪くなる要素を排除した勉強法

のことを指し、

このやり方で勉強すれば簡単に全部覚えられるというものは存在しない

ということを知る必要があります。

学生さんが思う効率のいい勉強法は、絵に書いた餅でしかない

このやり方で勉強すれば簡単に全部覚えられるというものは存在しない

上のような勉強法は存在しないのですが、皆さんこういう銀の弾丸を探して
効率がー効率がーってずっと言っています。地道に何度も繰り返すしかないんです。
人は忘れる生き物なのですから。

ですから、小学生の時にノー勉強で点数を取っていた子が、
中学生になると軒並み覚えられなくなって点数が急落していきます。
結局、小学生の頃は分量が少ないから数回で覚えられただけ、
もしくはテストが簡単すぎて理解していないことに気づけていなかっただけ
なんですよね。

中学に上がるとそれまでサボっていた現実を突き付けられ、
自分には才能が無いと勉強をしなくなるので更に成績が下がる訳です。
小学校卒業まで自分は頭がいいと思ってた子でもたった2回のテストで
そうなります。

理解を伴わない、または短期的に頭に詰め込む方法はすぐ忘れてしまうので、長い目で見ると効率的ではないということを知っておく必要があります。

では、本当の意味での正しい効率とは?

正しい効率とは、以下のことを指します。

・何度も繰り返さなくても覚えられるようにすること
・覚えたものを長く定着させること

この2つを同時に満たすものが本当の意味での効率のいい勉強法となります。
つまり、

・しっかり理解すること

これが効率の良い勉強法の根幹となります。
人は読んで考えて理解しないと賢くならないんですよ。

丸暗記はたくさん覚えられるかも知れませんが、2晩で大半を忘れます。
それは結果的には効率が悪いということなんですね。

ある一例として、方程式の正しい理屈を理解すると
連立方程式はどの程度で習得できると思いますでしょうか。
理解に重点を置いた方なら、5分もかからないと思いますよ。
理解すると覚えるものを大幅に減らせますから、圧倒的に効率がよいのです。

そもそも、勉強の目的は?(意識すべき大事なこと)

これを意識されていない生徒さんが多いので書いておきますね。

勉強とは

・理解してなかったものを理解すること
・解けなかった問題を解けるようにすること
・覚えていないものを覚えること

この3つです。
では、多くの学生さんがしている勉強法を書いてみましょうか。

・宿題を解いて終わり
・プリントを解いて終わり
・問題集を解いて終わり
・漢字を書き連ねて終わり
・単語を書き連ねて終わり

これらはいずれも勉強の目的を果たせていないんです。
理解したか、解けるようになったか、覚えたかを確認していないのですから。
勉強の目的を達成しているかどうかは、
実際に問題を解いてみないとわからないんですね。

・勉強の目的が達成できたかどうかは、実際に問題を解いてみないと分からない
・問題集は常に全問正解する意識で解く必要がある

これが勉強をしていく上で特に意識すべき大事なことです。

では、効率のいい勉強法(手法)とは?

手法としてはいくつか王道があります。

・教科書主体の勉強法にしてしっかり熟読すること
・頭に入ったかどうかを、問題を解いて確認すること

この2つですね。
こちらは間違った勉強法を示唆しているところがありますので、
それは次に書いてみますね。

注)
 理解を深めるためにノートに纏めるのは推奨されることですが、
 丸写しして満足される方があまりに多いのが現実です。
 ノートが好きな方は特に問題をしっかり解くことを意識しましょう。

注)
 英単語や漢字の暗記はまた別です。

間違った勉強法とは?

絶対にやってはいけない効率の悪い勉強法というものがあります。

・教科書を読まずに問題集を解く
・答えが書いてある問題集を答えを見ながら延々と解く
・漢字や英単語をただ延々と書き連ねる
・間違った問題を解けないまま残しておく(問題集、テスト)

これらが最悪な方法なので、まずはこのような勉強を止めることから始めましょう。
何度解いても理解できない、わからないと言う方もいらっしゃると思いますが、
それは相応の実力がついていないというだけです。

教科書の読み込みが足りない、若しくは今までの学習が不十分なので、
理解しているところまで遡って全部やり直す必要があります。
一度遅れるとそう簡単に取り戻せないと言われるのはこういう理由があるからです。

ただ、戻ってやり直す覚悟さえ決めてしまえば意外と簡単です。
理解しながら進めば分からないまま突き進むより圧倒的に楽なので、
結果的に短期間で一気に復習できますよ。

まとめ

効率のいい勉強法とは、

効率の悪い勉強法を避け、
教科書主体の勉強法にしてしっかり熟読し、
頭に入ったかどうかを実際に問題を解いて確認し、
全問正解できるようになるまで繰り返す

と、このような結論になります。

問題集を主体にしているといずれ息切れします。
しっかり教科書を読み込むことを意識されるだけでも全然違いますよ。
足りない場合は参考書などで補うのもいいでしょう。

単語や漢字は別なので、それはまた別の機会に。

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