【保護者様】親側の感覚は大体ズレるもの

保護者様の意識
この記事は約4分で読めます。

親の学力とお子さんの学力が拮抗してる時は
親の感覚であれこれやっても年代による違いはあれど
ある程度はズレないように思うのですが、
多くの場合は親子で学力に差がある方が普通ですから、
その時は他人の見解を取り入れた方が上手くいくのでは
ないかと思います。

親の感覚は大体ズレるものだと最初から思っておけば、
大事な場面で他人の意見を押しのけて暴走する確率を
減らせるような気もするのですが、ご家庭様の意向に
反する進言をしても嫌がられる時代なので、アドバイスを
する側が躊躇する場面が増えてきているように思います。

言い方は悪いのですが、お子さんを見殺しにするしかない
のかと悩むことはよくあります。

アドバイスを取り入れないご家庭様ほど失敗する

四谷大塚偏差値23の生徒、進学塾を辞めたのはいいけど、『公文で受験をやり直します』と保護者様、、、、

進学塾よりマシだけど言葉に出来ない『ソコジャナイ』感。

まずは勉強し過ぎのオーバーワーク解消が大切とお伝えしたのだが、、

(タップすると返信や引用リツイートが見れます)

幅広く見てる先生であれば、似たような光景は
毎年何度も見ているように思います。

外部の提案を受け入れられないのは、自分の子が勉強できない
という事実を受け入れたくないという面もありますが、
費用の面が意外と強く関係しているようにも思います。

※今回の引用元は前者が要因でしょう。

※私の見ている地域はとにかく教育費を出さない地域なので、
 後者のケースが多いです。

自分の希望を押し通したいケースも多い

保護者からの強いご要望なので渋々やらせてますが…

偏差値45以下の生徒に公立の過去問をやらせても、学習効果は期待できません。解けない問題が多すぎ。

それなら単元ごとの基本問題をくり返しやった方がいい。

直前期は過去問!と親が決めてしまうと不合格へ一直線ですよ。

外部の意見を取り入れることが近道です。
ご家庭様のやり方を押し通したい場合は、
従ってくれることを前提として先生を探しましょう。

成績を上げたいと思って指導案を提案するタイプの
先生は避けてくれると思います。

高偏差値を狙うご家庭様以外は費用をかけない

お金を掛けても学校の内容についていける程度にしかならない
(平均を超える程度)という場合ですと、お金をできるだけ
出さないように考えるご家庭様が圧倒的に多いのですが、
今の平均年収を考えると、それはむしろ普通のことなのかも
しれません。(東金周辺の田舎では、ですが)

そう考えると、業界はお金を出してくれる高偏差値帯を狙い
撃ちしますし、それ以外は費用を安価に設定して人を集める
ことに集中するのは自然なことなのかもしれません。

もちろん、後者は成績がほとんど上がりませんけれども、
塾に入れることが目的になっているご家庭様のニーズを
満たしているので、広く受け入れられますよね。

で、本当に大体ズレるの?

保護者様が思うこのくらい勉強すればこのくらい点数取れる
だろうという見解について、今まで只の一度も合っていた
ことがないという程度にはズレていますし、ニアピンも皆無です。
保護者様の思う2倍勉強させても足りないのが通常でしょうか。

成績が上も中も下もズレ方は同じで、皆さん一様に
成績を上げるのは簡単だと思っていらっしゃいます。

今の子は勉強の前の段階の土台が無さすぎますし、
普段、あまりにも勉強していらっしゃいませんから、
素質があってサボっている子以外で成績を上げるのは
基本的に至難の業です。勉強時間を増やさないで成績を
上げろともよく言われるのですが、当然不可能です。

お金が勿体ないのであれば、進学ルートに関わらず
小学低学年からちゃんと勉強させましょう。
それが一番お金を節約できます。

読書も想像以上に効果がありますよ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました