【算数】算数の躓きって、実は小1からでは?

指導側の意識
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私が指導で行っていることをよくよく振り返ってみると、
小1の内容からのやり直しをしていることが多いことに気付きまして。

小3くらいの内容からやり直している感覚だったのですが、
実は違ったのでは?というお話です。

私が教える場合

私の場合、繰り上がり、繰り下がり、筆算などの前に、そもそも
たし算って何?引き算って何?というところからやり直します。
この辺で既におかしな考え方をしているので、修正が必要なのです。

もう既に出来ているだろうと思って指導すると、
実はあちこちに綻びがあってスムーズにいかないんですよ。

1~2年生あたりの土台をさらっと終えて上の学年の内容に
上がれるなら良いのですが、実際に教えていますと
意外と出来ていないことが多いように感じます。
最初から中学の内容を教えてスムーズにいったことなど皆無ですし。

概念の獲得ができていないだけならまだ良いのですが、
そもそも頭を使うということができていなかったり、
文章を読んで理解するということができていなかったりと、
問題は多岐に渡ります。そのあたりを踏まえると、
小3からのやり直しでは足りないんだろうなと思う訳です。

小学生への指導とはいえ、ちょっと教えればどうにかなるような
そんな甘いものではないからこそ、できなくて困っている
生徒さんがたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

躓きが大きいほど、高い指導力が求められる

上に挙げた内容で躓いている子は、よほど経験のある先生
以外は太刀打ち出来ないと思いますので、家庭教師であれば
誰でも教えられるとは思わない方が良いと思います。

ちゃんと教えられる先生は、授業を2~3回も受ければ
すぐ分かるくらいの差はあると思います。
そういう先生を探してしっかり教わるべきでしょう。

相変わらずうまく教えられていない先生が多くて困って
いらっしゃるご家庭様が多いので、しばらくは啓蒙する目的で
ボチボチ書いていこうかなと思っています。

うまく教えられない家庭教師が蔓延るくらいなら、
引退された小学校の先生方が沢山いらっしゃいますので、
そういう方々が活躍されると良いのにと、そんな風に思ってしまいます。

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