4月から塾で勉強を開始したとして、
テキストの種類×テキストページ数÷受験までの日数
=(5×180÷300)=3
解くだけで一日3ページですか。
今の学生さんの学力の中央値を踏まえると、
これはもう無理と言うしかないのでは?
学力が上の子と中央の子を分けて見るようにしないと、
色々弊害が大きいように思います。
テキストを終えられる子の割合は?
今年度は私の生徒さんが一般受験を迎えるのですが、
中3の内容を『ちゃんと』仕上げるとなるとすごい勉強量が
必要になるので、一体誰が全範囲をカバーできているの?
という気持ちにしかなりません。
毎日3ページをコンスタントに解いてやっとついていくレベルです。
きつくないですか?
これに1、2年の復習やテスト勉強の分量を加算したら
エライことになりますよ。3倍の勉強量じゃ効かないでしょう。
中学生の間、勉強時間を短くする意識で勉強してきた子以外は
ついていけないのではないかと思ってしまいます。
中3でアルファベットや分数の計算すら怪しい子がごまんといる今の時代、
テキストを終えられるのは上位10%もいないように思います。
昔と今との違いが気になる
今の上位層と昔の上位層で、
どのくらい勉強量や考え方、到達度が違うのでしょう。
この辺はすごく気になるところです。
学校でしっかりやっておけば、勉強をできるようにすることは
さほど難しくないと昔の上位層は思っていたように感じますが、
これを今の子が聞くとどう思うのでしょう。
昔、私の地域でガリ勉していた成績上位者なんていなかったのですが、
今はこの辺の田舎の中学でもTOP層にガリ勉の子が多くいますので、
色々変わってきているのでしょうね。
勉強も、勉強以外のことも大事にしてこその学生時代だと思っていましたが、
今は、それどころではないのかもしれません。
コメント