【参考書】「中学一冊目の参考書」参考書を選ぶ前に読む本

お薦めの本や参考書
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極めてまっとうなことが書かれている良本です。

成績の良い方なら(旧帝大理系以上学歴をお持ちの方なら)
大体知っている内容ですが、これが広く知られていないのには
理由があります。(先の項目で書いています)

この本で分かること

成功したいなら成功者の話を聞け

このような当たり前な理屈を学生時代に教えてもらえる
本が出回っているなんて、いい時代だなと思います。

最近はアレが悪いコレが悪いといろいろ言われていますが、
捨てたものでは無いと私は思います。

行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書
行きたい高校に行くための勉強法がわかる 中学一冊目の参考書
発売日:2017/03/10
価格:¥1,080

学生さんが一人で読んでもまず響かないので

この本が読める子は、その時点で優秀な成績でいらっしゃいます。
ですので、親御さんが一緒にお話しながら読むといいのではないかと
思います。

この本には主要登場人物が二人います。

  • 主人公:成績が悪く、神社に神頼みに来た子
  • 神社で出会う謎の人:
    主人公に勉強くらい自分でできるようになれと
    勉強のやり方を教えてくれる人

この本は対話形式でお話が書かれているので読みやすく、
どうせ勉強なんて才能がある人しかできないんだと
思っている主人公の視点でお話が進んでいきますので、
かなり生徒さん側の気持ちにも配慮した本になっています。

それでも大方の生徒さんには伝わりません。

最近は情報社会と言われていて大量の情報が流れていますが、
正しいものが何なのか誰もが分からなくなっています。
このことから、本当のことや正しいものは
伝わりにくいものなんじゃないかと私は思うようになりました。

あとがきがとても面白くて

この本の著者は学生時代にこの勉強方法を編み出してから
成績を伸ばし、東大に合格されたと書かれています。

東大に合格したくらいだからこの勉強法や考え方は特別なものだと
思って同級生に話してみたら、そんなのアタリマエじゃないと
みんなが言うので驚いたということが書かれていました。

つまり、成績のいい方(成功している方)は
基本的な考え方や行動が似ているということなのですが、
これがなかなか分かってもらえなくて。

紹介されている参考書が問題だというレビューもありますが

「公平」なんてものは人の視点の数だけ存在しますし、
具体的な選び方がちゃんと記述されているのにも関わらず
どんな参考書を買っていいかわからないというレビューが
あるくらいなので、気にされない方がいいと思います。

自分で選んでもさっぱりと思われるのでしたら
お薦めされている参考書をそのまま買うので十分だと思います。
もっと言うなら、教科書ガイドや教科書トレーニングの内容
ですら難しい方もお薦めの参考書をそのまま買うのでいいと思います。

自分に合う参考書を選ぶ力はある程度学力が付いてこないと
なかなか養えないと思いますから。

自分に合う参考書を選ぶための心構え

一冊目の参考書で当たりを引かなくてもいい

これだけです。

自分に合う参考書や本を選ぶ力といものは、
いくつも買って何度も失敗してようやく身に付くものです。
最初から当たりを引かないといけないと思うから
始めの一歩を踏み出せなくて失敗ばかりすることになります。

間違いはダメだ常に正しくなければならない、
100%が常に正義だと考えている人が日本に多すぎることが
今の子供達を苦しめていると私は考えています。

貸出中なので、内容はまた今度

自分用に3冊ほど買っておいたのですが、
全部貸出中のため、踏み込んだ内容はまた後日にしようと思います。

姉妹本として、高校一冊目の参考書という本もあります。
いい高校や予備校に行けば成績を伸ばしてくれると思っている方に
そうじゃないんだよと新しい視点を投げかけている良本ですので、
ご興味があれば是非。

行きたい大学に行くための勉強法がわかる 高校一冊目の参考書
行きたい大学に行くための勉強法がわかる 高校一冊目の参考書
発売日:2016/03/10
価格:¥1,296

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