【数学】正負の計算における闇の呪文

数学
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今年もみんな中学最初の単元から詰まるのが何とも。

教科書を読んで自力で理解できる、しようとする子って、
今どのくらいいらっしゃるのでしょう。一割いるのでしょうか。

呪文を廃止にしませんか?

皆さんから聞く闇の呪文がこちら

 マイナスとマイナスはプラス

この呪文のせいで、
-5-3=+8
と計算する生徒さんが後を絶たないのが何とも。

で、これを応用して、
+5+3=-8
と計算する生徒さんも、相変わらず一杯いらっしゃるという。

こうすると簡単だよと教わって余計に間違うのだから、
もう闇の呪文として封印すべきでしょう(錯乱)

ここで躓くと以後の数学が全く分からなくなります。
Youtubeにも授業動画が沢山あがっていますから、
見てみるのもいいかもしれません。

理解を促す授業と闇の呪文の弊害

私は多くの学校や塾よりずっと時間を掛けて土台から説明して
理解を促す授業を行っていますが、それでも皆さん何度も躓きます。
躓く最大の理由は、学校で手続きだけを教えられるからです。

手続き学習は『こうすればよい』と言われるだけなので
一見簡単なのですが、これが絶望的に足を引っ張る罠になる始末で。

学校の授業で闇の呪文を教えられて、
私の説明と考える土台を全部流されて一から全部教え直す、
というのが毎年の通例になっているくらいです。

闇の呪文の他にも、『移項』のちゃぶ台ひっくり返しの具合には
悶絶します。等式の性質が根こそぎ抜け落ちる上に、
教え直しに何倍も時間がかかる有様ですから。

覚えさせる授業より大変だけど

成績がかなり悪い生徒さん方はとりあえず覚えると
いうことが難しいので、考えさせて理解させた方が早い
という経験と実感を元に指導しています。

結果も十二分に出ていますが、
覚えさせるだけの授業よりずっと大変です。

教えることって本当に難しいです。
だから楽しいのかもしれませんけれど。
適切に指導できれば確実にできるようになっていきますからね。

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