【勉強法】勉強しなさいと言うよりも

勉強法
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親御さんはお子さんに勉強法(勉強のやり方)を教えてあげてください。
今、ちゃんと勉強できていない子が全体の8割以上いるような
印象なので、勉強しろといくら言ったところで成績は伸びません。

どんなに勉強しても点数取れないよ!という、
お子さんの心の叫びを受け止めてあげてください。

学校も塾も勉強法は教えてくれない

授業で教えてくれるのは教科書やテキストの内容の説明や解き方です。
勉強法とは、覚えるべき内容を頭に入れるやり方のことです。
家庭教師か個人で経営されている塾以外で習うのは難しいと思います。

具体的なやり方は以下の通りです。

教科書を読んでワークを解き、
丸付けをして間違ったところを詳しく調べ、
間違えないように確認してから再度ワークを解き直す。

大事なのは、答えを見ながらずらずらと書かないこと!(漢字、英単語)

これを全問正解になるまで繰り返すのが基本の勉強法です。
たったこれだけのことがほとんどできていないのが現実です。

中学生までは全問正解を目指すべきです。
学校の授業はそれまでの内容を全て理解している前提で進みます。
僅かでも曖昧なところがあるとそこが綻びとなり、
数年後に全く分からないという状況になってしまいます。

中学に入って分からなくなったという学生さんは多いですが、
そのほとんどは小学生の時の積み残しが中学になって表に出てきただけです。

本来、勉強法は小学生の間に確立させるべき

中学生に入ると内容が一気に多くなりますから、
勉強法を一からやり直す余裕はありません。
分量の少ない小学生の間にしっかり勉強法のベースを作ると、
中学生になった時に崩れずに良好な成績を維持することができます。

小学生の間はテストで100点が当たり前と認識すべきです。
小学校のテストで80点というのは、中学生のテストで50点すら怪しい
というくらいの意識で勉強を見てあげる必要があるでしょう。

今は様々な圧力により学校でしっかりした指導ができなくなっています。
ご家庭内でしっかり見ていく必要がある時代ですので、
責任を持って取り組ませるべきと思います。

家で無理なら教えられる人に頼って

ワークを解かせるだけであればご家庭内でも十分指導できるのですが、
算数をしっかり教えてできるようにするのはなかなか大変です。

教科書とワークの内容だけでは説明が足りず、どうやって指導したら
いいのか分からないと感じるご家庭様も多いと思います。
特に今年度は教科書改定が行われ、速さや割合、単位あたりの量などの
重要単元が小学5年生に集中して大変になりました。

私も今年度は教科書が使いにくくて困りました。
足りない内容は別の問題集や塾のテキストなどで補わないと難しいようです。

内容が難しくなっているのに教科書の説明が足りないので、
私もそれらの単元を克服するためにカリキュラムを作り直したくらいです。
(長く使っている線分図に加え、式の組み立ての指導を取り入れました)
ご家庭内だけで教えていくのはかなり大変だと思います。

この3つの単元はしっかり教えられる塾や家庭教師に頼り、
中学生になって躓かないように対策した方が良いと思います。
小学生の時間のあるうちにしっかり取り組ませ、
苦手意識を植え付けないようにしないと取り返しがつきません。

今は驚くほど小学生や中学生の学力が下がっていますので、
しっかり教えられる塾や先生を探すのは急務と思います。

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