【コラム】個人的に思う文系脳と理系脳の違い

文系と理系のお話
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文系脳は才能型、理系脳は努力型だと私は思っています。
世間一般では逆に見られていらっしゃる方が多い印象があるので、
そこについて触れてみたいと思いまして。

どうしても努力や手法で補えないのが文系技能ですよね。
才能があったらもっと読みやすい文章が書けていたのでしょうけど。

注)
 東大がどうとか、数学オリンピックがどうとか、
 そういう次元のお話ではありません。
 偏差値換算で、高校入試72、大学入試65程度までのお話です。

受験レベルの理系科目は、正直努力次第です

理系科目は努力次第と言いますか、正しい勉強法で取り組んでいるか
どうかが極めて強く問われるいう印象でしょうか。
暗記学習では通用しない、というのが最大の理由ですね。

世間的には、理系の方が才能が必要だと言われているように感じますが、
ある一定レベル(地方旧帝入試)までは努力でどうにでもなります。
ではなぜ、そういう見解の方が少ないかを1つずつ見ていきたいと思います。

才能は生まれつき。努力は後天的

才能型=生まれつき
努力型=後天的に取り戻しが効く

こういう認識で書きます。

文系分野は生まれの才能の影響が非常に大きく、後天的に覆すことが
ほぼ不可能です。なので、試しに文章を書いてみたら売れまくったと
いう方が少なからずいらっしゃいます。

その一方、理系分野は小学校を卒業するまでにどれだけ頭を使ったか、
順を追って1つ1つ考えてきたか、正しい考え方で勉強してきたかで
決まってくる傾向があるので、試しにやってみたら……と、いうことは
あまりありません。

これはつまりどういうことかと言いますと、文型分野は才能があれば
後天的にいくらでも取り戻すことが可能ですが、
理系分野は幼少期の過ごし方で決まってしまうので、
成長してからでは取り戻すことが難しいということを意味しています。

では何故理系の方が才能が必要と言われるか

勉強をしてこなかった高校生が文系科目に対して元からの才能が
あるがゆえに点数が伸ばせるケースが多々ある一方で、
幼少期の過ごし方が重要な理系の方はなかなか伸ばすことが
できない、という事例をよく見かけると思います。

特に数学に至っては、高校に入ってから急にできなくなったと感じる
方が多いでしょう。大半はそれまでの勉強のやり方や考え方に
問題があるだけで才能の問題ではないのですが、あまりに同じような
方が多いので、才能が必要だと思ってしまうのかもしれません。

上のような理由で世間では理系の方が才能が必要だと言われている
のだと思います。実際、細かく勉強法を伺ってみると多くの方は暗記に
頼っていらっしゃるので、そのやり方では理系科目は点数を伸ばせな
いよという結論にしかならないことが多いですから。

暗記学習の怖さ

暗記学習が当たり前だと思っていると、本人は真剣に考えているのに
実は全く考えることができていないことに気づけない、
という状態に陥ることが多いと見ていて感じます。

そして、一度それが癖になると簡単には修正できなくなります。
普段から考える学習、習慣を大事にしていきたいものです。
勉強ができなかった、やってこなかった方でも、
頭さえ回していれば後で十分取り戻すことができますからね。

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