塾や他の家庭教師で３～４年無駄にしたという子を
私の地域ではそこそこ見かけるのですが、
私が指導して一ヶ月ちょっとでその３、４年以上の伸びが
出まして、いつものことだよねと思うことがありました。
金額を最優先事項にして指導先を探す保護者様はかなり多いのですが、
適切に指導できる先生はそこまで多くないように思います。
本当に成績を伸ばしたいのなら、お子さんの素質や学力を
見定めた上で指導内容を調整できる先生を探すべきと思います。
一体何を指導していたのか
実際に３～４年無駄にしたという子の現状をチェックすると、
本当に何一つ学んでいなくて、愕然とします。
その子に愕然とするのではなく、
その子を指導していた家庭教師や塾に愕然とするのです。
家庭教師と言いますか、マンツーマンであれば確認しなければ
ならないポイント、小学生から中学生に上がる時に抑えて
おかないといけないポイントなどが多数あるのですが、
その辺が片っ端から指導されていなくて、
一体何をやっていたんだと思うばかりです。
こういう子は田舎ですと結構いらっしゃるように感じますが、
しっかり指導できる先生に指導を受けなければ、
状況を変えることは極めて難しいと思います。
３、４年を棒に振るくらいなら
棒に振った期間の費用を考えますと、私が週２で指導しても
１～３年くらいは楽に指導できてしまうくらいの金額になる
というのが実際のところだったりします。
それってものすごく勿体ないことだと思います。
目先の費用だけで考えるくらいなら、
短期間でもある程度以上指導できる先生の授業を受けて、
それから塾や学生さんの家庭教師を考えるのも悪くないのでは
ないかと思います。
田舎ほどよい先生を探す必要があるのかも
都会ですと勉強ができなくてもある程度の土台があることが多く、
モチベーションの管理だけで伸びるケースも少なくありませんが、
田舎の学生さん達の勉強の土台の無さを舐めていると、
本当にエライ目に遭います。
私も、田舎がこんなに酷い状況だったとは思っていませんでした。
教科書読めない、黒板をノートに書いていない、
丸付けできない、見直しできない。当然、ワークは写すだけ
今はこんな状況の生徒さんがはザラ（むしろ多いくらい）ですが、
こういう子がちょっと教わっただけで成績を伸ばすなんて不可能です。
成績を伸ばせる先生は確率的にそこまで多くないと感じますので、
当たりを引くまで何回か面接をして選別した方がいいのでは
ないかと、そんな風に思います。
もっとも、難関大学があるような都会ですと学生の先生さんでも
優秀な方が多いですし、公立学校に通っていてもある程度できる
生徒さんが多いですから、田舎ほど困ることはないように思います。
大切なこと
お金を払えば、誰に教わっても短期間で成績が伸びる
こんな風に考えると危険であるということは、
頭の片隅に入れておいた方がよいのではないかと思います。
結果を出すためには当たり前のことですが、
ある程度の費用、期間、勉強量が必要です。
それらに関してどの程度具体的な数字が出てくるか
色々質問して、先生の力量を測ると良いのではないでしょうか。
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